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  <奥ケンのロンドン通信>連載(2)  
 
今年はビートルズ結成50周年。青春時代、彼らに影響を受けた人は多いことと思います。
・・・ということで今回のテーマは「ビートルズ」です。

(編集部)





さぁー、「奥ケンのロンドン通信」、いよいよ2回目です。

この原稿を書いている10月5日は、イギリスにとって2つの偉大な文化の誕生日でもあります。
今から50年前の1962年、ロックバンド「ビートルズ」が「Love Me Do」でレコードデビューしました。同年同日、イギリスの大人気シリーズ「007」第一作「ドクタ−・ノオ」が公開されました。
日本からの友人の話によると、2012年10月15日は新聞やラジオなどでこの話題でもちきりだということです。
勿論、イギリスには他にも多くの誇れる文化がありますが、今年はこの2つの50周年だということに、イギリスに住む身としては大変親近感を覚えます。
また、忙しさに紛れてすっかり忘れていたのに、このテーマで原稿を書いているのが「10月5日」ということにも感激しています。
ということで興奮のあまりキーボードをたたく手が大変速くなっている次第。今回は誰もが知っているビートルズに関してお話したいと思います。

ビートルズがデビューした1962年といえば私が2才の時で、もちろんその頃の記憶はありません。
彼らに関する最初の記憶と言えば、小学生の低学年の頃、髪の毛が長くなるたびに、母親から「ビートルズのごとおえかぶって(髪が長いという意味)、早(は)よ床屋に行ってこんね。」と言われたことでした。
それでビートルズというのは髪が長いのだと子供ながらに思っていました。ちょうど1966年の来日公演後だったのでしょうね。私の母がこんなことを言うぐらいですから彼らの来日はかなり衝撃的だったのだと思います。
解散して42年経つビートルズの人気は、本場イギリスでも不動です。
ロンドンの街の至る所でビートルズグッズをよく目にしますし、彼らの音楽も色々なところから聴こえてきます。 ロンドンの街には彼らゆかりの場所がいくつもあるのですが、その中で一番有名で訪れる観光客が一番多いのが、アビーロードスタジオ前の横断歩道でしょう。


彼らのアルバム「Abbey Road」のレコードジャケットになった横断歩道で、レコーディングが行われたアビーロードスタジオの右斜め前に位置しています。
レコードジャケットの左側に駐車してあるビートルの左斜め前(白い塀)がアビーロードスタジオです。
この横断歩道とスタジオは、2年前にイギリスの文化的遺産に認定されました。通常は、建物などが認定されるのですが、横断歩道が認定されるというのは稀で、もちろん初めてだそうです。
この場所には毎日世界中から観光客が訪れ、ビートルズが渡ったように横断歩道の上でポーズ決めて記念撮影をしています。 但し、このアビーロードという道路は交通量が多く、車が来ないチャンスを狙っての撮影は困難を極めます。 おまけに歩行者優先のジグザグ横断歩道なので、車の方も記念撮影者に対して、進んでいいのか停まるべきなのか迷うことも多いようです。
因みに、実際のレコードジャケットの撮影は交通を遮断して行われたそうです。
アビーロードスタジオには監視カメラが設置してあり、横断歩道を24時間映し出しています。 この模様は、アビーロードスタジオのウェブサイトで見ることができますので、よかったら覗いてみて下さい。 観光客が横断歩道を渡りながら撮影している姿をライブで見ることができます。なかなか面白いですよ。映像はレコードジャケットとは逆の方向からになります。 画面右のArchives をクリックすると、過去24時間の録画映像も見ることができます。

デビュー50周年ということで、どんな行事が行われているのか調べましたら、どちらかというと出身地のリバプールの方が多くイベントが行われており、ロンドンではあまり見つかりませんでした。
唯一ロンドンで行われているのが、9月4日から来年の1月19日までロンドン中心街にある劇場、「Prince of Wales Theatre」で行われているトリビュートバンドによるライブ「Let It Be」です。 1日2回の公演で、ビートルズの初期の頃のユニフォームに身をまとった4人組が、彼らの往年のヒット曲を演奏しています。

実は、今年7月のある日、路上でポール・マッカートニーに握手をしてもらうという、ビックリする出来事がありました!
私は毎週木曜日に、ロンドン中心街にあるギターショップでリペアーの仕事をしています。そのショップの前をポールが一人で通り過ぎ、後を追って話し掛け、握手をしてもらいました。
全く無意識の行動でした。「世界のポール」を実際に見てかなり興奮したのでしょう。これほどの超セレブが普通に歩いているロンドンの街に、改めて驚かされました。 ポールはロンドンにも家を持っているということは聞いていましたので、偶然会えたらいいなとは思っていましたが、まさか実現するとは夢にも思いませんでした。 このポールに遭遇した話は、私のブログに詳しく書きますので、よかったらそちらの方も覗いてみて下さい。

生存しているメンバー、ポールとリンゴは70才代になりましたが、ビートルズの音楽は今でも新鮮で、これからもずっと世界中の人々に愛され続けることでしょう。 ビートルズを生んだイギリスの引き出しからはまだまだ魅力的なだしものが多く眠っています。
映画、文学、音楽、思いついたらまた発信していきますのでお楽しみに!

(2012年10月中旬掲載)

※奥ケンさんにとりあげて欲しいテーマがありましたら編集部にご一報ください!



        
 
   
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