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  <どがんしよらすと?>シリーズK  
 

最近あの人みていないけど元気? どがんしよらすとやろか? ちょっと変わった(?)活動をし、イキイキ自分らしい毎日を送っている会員を不定期に紹介するこのコーナー。第12回目に登場いただくのは、学年幹事歴1年4ヵ月、ダンススポーツ歴40年の松元邁祥晃さん(10回生)です。

 
 
(取材・文/桑島まさき)
 
 
 
 

プロフィール
松元邁祥晃(まつもと まさあき)

昭和14年11月生まれ(67歳)/10回生
佐世保生まれ→小佐世保小学校→旭中学校→北高。大学卒業後、長年勤めた会社を60歳で定年退職後、現在は以前から続けているダンススポーツに専念。ダンス歴約40年。
【好きな言葉】 後藤静香(ごとう せいこう)の「本気」
【趣 味】 やはり、ダンススポーツ

 
     
 

本気ですれば大抵のことはできる、本気ですれば何でも面白い

 
         
 
松元さん近影
 

 人生の目標のほとんどをクリアした時、達成感の後にやってくる寂しさ。自分はまだ若いつもりなのにもう役目は終わったのだろうかという不安やむなしさ。それを埋めるかのごとく、何気なく訪れたダンス教室……。ダンスの基礎もなく踊れない状態だった男は、いつしか夢中になることでいきがいを取り戻し、若き日の情熱を思い出しみるみる蘇ってゆく。役所広司主演映画「SHALL WE DANCE ?」(周防正行監督・96年)は、中年オヤジたちが一度は訪れる心境や心の揺れを見事に表し社会現象を引き起こすほどの大ヒットとなった。男がダンス教室の門をくぐるまでのためらい振りがおかしかった。

 
         
 

 何かを始めるきっかけは本当に様々だ。ダンス歴約40年の松元さんがダンスを始めるきっかけは、まだ大学3年生の時だった。高校時代は放送部に所属し音響関係に詳しかった松元さんは、同期の故・杠(ゆずりは)さんから、「60円ダンスパーティーを開催するので、手伝って欲しい」と依頼された。松元さんはそれまでダンスに全く興味などなかったが、幡ヶ谷公民館で200人近い人々が華麗に舞う姿をみて興味をもった。踊っている男女の顔が実にいきいきとし、緊張と興奮が伝わったのだ。
 就職し仕事におわれ、すぐにダンスを始めるには至らなかったが、ようやく会社員生活が落ち着いた頃、地域にあるダンスサークルに加入して始めた。ダンスに魅せられた時から7年後、松元さんが28歳の時だ。

 現在の住まいがある国分寺市にはダンス歴と同じほど長く住んでいる。つまり、松元さんは国分寺市で長い会社員生活を送り、平行してダンス生活を続けてきた。定年退職し時間的に余裕ができた現在、週5日、午前中7:30〜10:00は地元のスーパーで働き、10:00〜12:00はジムでストレッチに励んでいる。土日は朝から夜までダンスのレッスン、国分寺市ダンススポーツ連盟の会長として、忙しく過ごしている。
「ダンスは歩き方をまちがえると膝を痛めます。筋肉トレーニングはダンスには不向きです。体がしなやかに動くように心がけており、体が動く限り80歳ぐらいまでダンスを続けたいと思っています。ダンスに一番必要なのは、やはり集中力ですね。ファイナルに残るには、5回程戦うのですが、1回毎のわずか1分半の短い時間は緊張でガタガタ状態ですが、それが何とも心地よくやめられません。」

 そう語る松元さんのダンス戦歴は、JDSF(日本ダンススポーツ連盟)スタンダードD級、ミドルシニアスタンダードC級、ラテン3級だ。ちなみにダンスはスタンダード(ワルツ、タンゴなど)とラテン(キューバンルンバ、チャチャチャなど)の2種類に分けられ、レベルはそれぞれA〜D、1〜6級の10段階評価となっている。「6級」からスタートし最高位の「A級」に到達するのがダンサーたちの目標だ。 

 
         
 

 JDSFの競技会は毎月一回全国津々浦々で開催され、ダンスにとり憑かれた競技者たちが「A級」をめざして挑戦している。松元さんも、「今年は月一回ペースで競技会に臨む」と、抱負を語ってくれた。

 中学、高校時代は部品を組み立て、こつこつと部屋に閉じこもってラジオやテレビを作るのが趣味だったという松元さん。大学時代に出会ったダンスのせいで「見るアホより踊るアホになりたい。本気ですれば大抵のことはできます。本気ですれば何でも面白くなるものです」というダンサーに変わった。

  長いダンス生活のせいだろうか、松元さんの美しい姿勢や紳士的な物腰は幹事会の女性たちの話題となっている。すべてはうまくダンスが踊れるようになるために、「本気」で生きる人の爽やかさな「気」をしかと見た。

 
ダンスを踊る松元さん
 
     
写真提供:ダンスライフ
 
  以上、<フリーライター・桑島まさき>こと<編集委員(31回生)桑島千秋>のレポートでした。  
     
 
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*松元さんが寄稿されたエッセイ3点をご紹介します。

   「わたしとダンススポーツ」( 「東京ダンススポーツ連盟 30周年記念誌」[2006年6月])

   (無題)(「ダンススポーツ春夏秋冬」東京都ダンススポーツ連盟広報部発行No.46[2005年10月])

    「ダンス雑感」(「ダンスファン」2005年6月号) 

 
     
   
     
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